Hebiの日記

白い紙と暮らす日々

見えぬけれどもあるんだよ

朝日が深くさしこむ冬場、西の窓際にある我が家のガスコンロは直射日光を浴びる。

だんだん離乳食がすすんできて、準備でおおわらわだった今朝、よく晴れてるとはいえ、なんか暑いと思っていたら、コンロの火がつけっぱなしになっていて肝を冷やした。

ガスの青い炎は、太陽の光の中で透き通って見えなくなってしまう。昼間出ている月や、満月の夜の星が見えづらいのと同じ。

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金子みすゞ「星とたんぽぽ」 http://www.astrophotoclub.com/misuzu.htm 

この文章を書いた人は亡くなったとトップページ(http://www.astrophotoclub.com/)に書いてある。「宇宙のそこはかとない深さ」を感じていた人がいまはなく、その言葉は残っていて、こうして私が読んでいる。掲示板には故人をしのぶ言葉がつづられている。